友風が連敗 4勝3敗も「やりたいことできた」、6日目の黒星との違いに納得
◆大相撲九州場所7日目(16日、福岡国際センター) 西十両5枚目・友風(中村)が東同3枚目・白熊(二所ノ関)に押し出しで敗れて4勝3敗となった。 立ち合いから距離を置いて中に入れないようにしたが、詰めの場面でまともに引いてしまった。「まとも? そうですね。いいところがまったくなかった。それだけです」。西の支度部屋。大粒の汗を額に浮かべながら吐きだした。 6日目、剣翔(追手風)に敗れた一番の敗因は「ミーティング不足」と言った。「いつも朝稽古の時に師匠(中村親方=元関脇・嘉風)とミーティングをして対戦相手の作戦を練るんですけど、その日に限っては親方とのタイミングが合わなかったのでミーティングができなかった」と振り返った。 この日は早めに福岡国際センターに向かった師匠が友風の到着を待っていてくれてミーティングが実現した。「負けたましたけど、きょうはやりたいことはできました」と2つの黒星の意味を説明した。残り8番、“チーム中村”の戦いは続く。
報知新聞社