倉悠貴、出演ドラマ放送中にエゴサでショック「『相澤が本当のクズだ』と…傷つきました」
第9話では相澤の過去が明らかに「改めてこれまでの放送を見返していただきたい」
俳優の倉悠貴が、出演中のTBS系ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』(火曜午後10時)について、自身が演じる相澤悟の役どころを語った。 【写真】「めちゃくちゃカッコ良いです」 プロも絶賛した主演・奈緒のボクシングシーン 本作は、結婚式当日に彼氏に逃げられてしまった主人公・ほこ美(奈緒)が、人生どん底のタイミングで謎の男・海里(玉森裕太)に出会い、プロボクサーを目指していくガチンコボクシングラブコメディー。まじめで真っ直ぐな性格のほこ美・29歳は、結婚目前で彼氏に逃げられ破局。さらに彼氏が浮気していたことも発覚。そんな中、優しくて人懐っこい海里に出会ったことをきっかけに、自分を変えるためボクシングの世界へ一歩踏み出していく。 倉演じる相澤は、海里のアシスタントカメラマンで同居人。海里を慕い行動や生活を共にしているが、実は“裏”がある役どころ。第6話から、ほこ美のことが気に入らない新田撫(玉井詩織)と共に少しずつ怪しい態度が増えていき、第8話では時々会っている“兄”がいることが明らかに。SNS上では、7年前に海里と対戦後に亡くなったボクサー・平山大地(大東駿介)が「相澤の兄なのでは」と考察されている。 相澤について倉は、「秘密を抱えている役なので表裏の顔があるんです」と説明し、「相澤という役を演じながら、さらにもう1人を演じている感じがあって、普段の芝居とは違った面白さがあります」と語った。また“裏の顔”を出す塩梅が難しいといい、「あまりやりすぎてしまうと視聴者の方に悟られてしまう。ストーリーのノイズにならない程度に演じ分けることについては、監督たちとも話し合いました」と明かした。「目線一つの動きでさまざまな意味が考えられる役ですし、セリフも怪しく聞こえる言い方と、そうではない言い方があるので、毎話、毎シーン、監督と話し合って調整していました。中にはあえて目や顔を見せないようにしたシーンもありました」と、話し合いを通じて細かな描写や動きを考えたという。 さらに「リアルタイムで『#あのクズを殴ってやりたいんだ』とSNSで検索してみたんです」と明かし、「そうしたら、『相澤が本当のクズだ』みたいなことが書かれていて……。秘密が明かされる前なので仕方ないですが、一番いい人だと思って演じているので傷つきましたね(笑)」と、切ない胸の内を語った。また「相澤はすごく気さくに振る舞っているつもりですが、第9話を見た後に改めてこれまでの放送を見返していただきたいです」と注目ポイントを語り、「第6話ぐらいからちょっとギアを入れ始めているのですが、現場では“ブラック相澤”と言われているみたいです(笑)」と、現場の様子も明かした。 相澤と同じく“裏”があるのが、玉井演じる撫。ほこ美の同僚かつ友人でありながら、実はほこ美に嫉妬し、足を引っ張ろうと相澤に相談する。相澤は撫を焚きつけ、ほこ美の失脚を狙う。さらにほこ美のボクシング対戦相手に金銭を払い、ノックアウトさせようとする。倉は撫を演じる玉井ついて、「毒々しさがある役ですが、普段の玉井さんはすごく優しい方。撫がパフェの上に乗っているクッキーを粉々に砕いたり、肉にフォークをぶっ刺すシーンがありましたが、ご本人の優しさがにじみ出ていました」と撮影の様子を語り、「芝居プランもしっかり持っている方だったので、いい相乗効果になっていたかなと思います」と振り返った。 3日放送の第9話については「相澤回になっていると思います」と紹介。「相澤の過去が明らかになりますし、これまでの話の中で視聴者の方が持っていた違和感という点が線になる瞬間でもあるのかなと。きっとダークな回に思われるかもしれないですが、すごく人間愛にあふれている回だと思うので、ぜひ楽しみにしていただきたいです」と見どころを語った。
ENCOUNT編集部