【天皇賞(春)】大幅な距離延長に強い産駒、騎手、調教師を調査 友道康夫厩舎は関西主場で安定
岩田康誠騎手は平場で妙味アップ
<500m以上の距離延長で好成績の騎手> 岩田康誠【6-4-3-27】勝率15.0%/連対率25.0%/複勝率32.5% 武豊【5-4-5-26】勝率12.5%/連対率22.5%/複勝率35.0% 横山和生【4-2-3-14】勝率17.4%/連対率26.1%/複勝率39.1% 次は距離延長で好成績をあげている騎手について。 まずは岩田康誠騎手。阪神大賞典での信頼度が抜群に高く【3-0-1-1】で単勝回収率262%を記録している。一方、京都コースでは【0-1-0-11】で複勝回収率24%と振るわない点には注意したい。妙味の面では特別戦よりは平場が狙い目。平場のみに絞ると【1-2-1-6】で単勝回収率313%、複勝回収率110%とプラス域だ。 平成の盾男・武豊騎手も複勝率30%オーバーを記録。京都コースでは【4-0-2-9】で単勝回収率135%、複勝回収率115%と単複ともにプラス域だ。この条件で挙げた5勝のうち4勝が淀の3000m以上で、まさに「京都の鬼」である。天皇賞(春)や菊花賞では今後もマークが必要だ。 タイトルホルダーとのコンビが印象深い横山和生騎手は、単勝回収率458%、複勝回収率238%と妙味たっぷり。中山コースではサンプル数が少ないながら【2-0-1-0】で複勝率100%、単勝回収率3220%、複勝回収率813%を叩き出している。距離延長が疑われているときほど狙い目といえる。該当馬がいれば必ずヒモには入れておきたい。 今年の天皇賞(春)では武豊騎手がサリエラに騎乗予定。また、チャックネイトに騎乗予定の鮫島克駿騎手は【2-3-3-22】で単勝回収率235%、複勝回収率112%と妙味がある。その他、ドゥレッツァに騎乗予定の戸崎圭太騎手は【3-4-5-23】複勝率34.3%、タスティエーラに騎乗予定のJ.モレイラ騎手は【2-2-0-3】同57.1%、ブローザホーンに騎乗予定の菅原明良騎手は【2-0-1-11】同21.4%となっている。 また現在、負傷離脱中のC.ルメール騎手は【10-5-9-16】勝率25.0%、連対率37.5%、複勝率60.0%と抜群の成績を残している。人気馬に乗ることが多いが、単複回収率も75、95%を記録しており、復帰して該当馬に騎乗するときは要注意だ。