長崎スタジアムシティ開業、長さ5kmのテープカット「非日常の体験や感動をもっと当たり前のものに」
サッカースタジアムと商業施設などが一体となった長崎市中心部の複合施設「長崎スタジアムシティ」が14日開業し、関係者や抽選に当たった長崎県内外の人たち約1000人がテープカットで門出を祝った。 【写真】完成した長崎スタジアムシティ(1日)=佐伯文人撮影
セレモニーには、県内の首長や都倉俊一文化庁長官らが出席。約1000億円を投じて整備した通販大手・ジャパネットホールディングス(本社・佐世保市)の高田旭人社長が「長崎で『非日常』の体験や感動を、もっと当たり前のものにしていきたい」とあいさつした。創業者の高田明・前社長、大石賢吾知事らが一般参加者とともに、各施設をつないだ長さ計約5キロのテープにはさみを入れた。
施設はJR長崎駅から徒歩約10分で、広さ約7・5ヘクタール。中核のサッカー場「ピーススタジアム」(約2万席)に、「ハピネスアリーナ」(約6000席)、ショッピングモール、ホテルなどが併設されている。