弁当食べた男女56人が「食中毒」一部の人から「ウェルシュ菌」下痢や腹痛を訴え…弁当店に2日間の営業停止処分 大阪・吹田市
大阪府吹田市は市内にある弁当店で製造された弁当を食べた男女56人が腹痛や下痢などの症状を訴え、一部の人から食中毒菌の一種である「ウェルシュ菌」が検出されたと発表しました。 吹田市保健所によりますと、吹田市江坂町にある弁当店「楽楽弁当できた亭」の運営会社から13日に「当社が調整した弁当を食べた人から体調不良の報告が寄せられている」と保健所に連絡があったということです。 保健所が調査した結果、弁当を食べた130人のうち56人が下痢や腹痛など食中毒の症状を訴えていることがわかり、そのうち6人の便から「ウェルシュ菌」が検出されたということです。 保健所は症状を訴えた56人が共通して食べたものが弁当のみであることから、弁当が原因とする食中毒と判断しました。 弁当にはとりのから揚げ、肉じゃが、ひじきの煮物や卵焼きなどが含まれていたということですが、原因となった食品は調査中だということです。 保健所は、弁当店に対して、19日から2日間の営業停止処分を行いました。 症状を訴えた人たちは全員、軽症で快方に向かっているということです。