マンC、来夏K・ウォーカーの売却を検討か サウジアラビアのアル・アハリが獲得に興味
今シーズンは不調続く
マンチェスター・シティは来夏、イングランド代表DFカイル・ウォーカーの売却を検討しているという。英『Daily Star』が報じている。 2017年にトッテナムからシティへ移籍してきたウォーカー。ペップ・グアルディオラ率いるチームの右SBとして確固たる地位を築き、近年のシティの成功に欠かせない役割を担ってきた。昨シーズンからはキャプテンも任されている選手だが、同メディアによると、クラブは売却を考えているという。 現在34歳になったウォーカーとの現行契約は2026年6月までとなっており、来夏には残り1年を迎える。今のところ契約延長への動きはないようで、シティは1500万ポンド(約29億円)ほどで売却することを検討しているようだ。昨夏にはバイエルンへの移籍も噂されたウォーカーだが、現在はサウジアラビアのアル・アハリのターゲットになっているとのこと。 圧倒的フィジカルとスピードでシティのピンチを幾度となく救ってきたウォーカーだが、今シーズンは苦戦している。今夏EURO2024で決勝まで戦たこともあってか、本調子を取り戻すのに時間がかかっており、今シーズンのここまでは19歳のリコ・ルイスの方がいいパフォーマンスを見せている。そのためこれまで控えがいないことを不安視されてきた右SBでも世代交代の声も挙がっている。 ケビン・デ・ブライネも現行契約では今シーズン限りとなり、退団が噂されている。ペップのもと、黄金時代を築いたシティも世代交代の時期を迎えており、来夏には大きく人員が動く可能性もある。ラポルトやマフレズといった選手らがシティからサウジアラビアへ渡ったが、ウォーカーも続くことになるのか。
構成/ザ・ワールド編集部