立ったまま脇腹を引き締める〈浮き輪解消〉ストレッチエクサ|たった10回左右に体を傾けるだけ!
加齢と共に溜まり始める脇腹のお肉。いわゆる浮き輪肉を解消したいなら、まず、脇腹の筋肉、腹斜筋を刺激することから始めましょう!今回は、立ったままどこでもできる簡単なストレッチエクササイズのご紹介です。初心者はもちろん、運動習慣のある人も、トレーニング前のウォームアップとして、取り入れてみませんか? ◆動画で詳しいやり方を見る→立ったまま脇腹を引き締める〈浮き輪解消〉ストレッチエクサ ■脇腹の浮き輪肉を落とすための最初の一歩 筋肉は収縮と弛緩を繰り返すことで活性化され、柔軟になると言われています。負荷をかけるだけでは不十分で、伸ばしたり緩めたりすることで使える筋肉に育つのです。つまり、引き締めたいなら、まずは、柔軟性のある使える筋肉にすることが大切。筋トレはそれからです。日常生活では、意識しないとなかなか使われない脇腹の筋肉。くびれを作る筋肉でもある「腹斜筋」は、硬くなっている人が多いと言われています。 脂肪は、筋肉が使われない部分に溜まります。脇腹に脂肪が溜まっているのは、脇腹の筋肉が使える状態になっていない証拠。浮き輪肉解消の第一歩は、まず、脇腹を刺激すること。腹斜筋を活性化させ、ちゃんと使える筋肉に戻すことです! ■脇腹の浮き輪肉解消!立ったまま腹斜筋を伸ばして引き締めるストレッチエクサ 今回のエクササイズでは、自分の体の重みを負荷にして左右の腹斜筋にアプローチします。伸ばしながら脇腹のもたつきを解消!スッキリしたウエストラインを目指しましょう。 ■■やり方 1)両足を肩幅程度に開いて立つ。 2)両手を組んで手の平を天井に向け大きく伸びをする。(お腹全体のストレッチ) 3)両手を体側に下ろして土台を安定させる。骨盤を立てて背筋を伸ばし、姿勢を整える。 4)息を吐きながら上体を左に傾け、右の脇腹を伸ばす。(右の腹斜筋を刺激する) 5)吸う息で体を真ん中に戻し、吐きながら右に傾け、左の脇腹を伸ばす。(左の腹斜筋を刺激する) 6)呼吸に合わせ、左右交互にゆっくり体を傾ける。(10回繰り返す) ■■ポイント 左右に上体を傾けるときは、猫背や反り腰にならないように注意!下半身を安定させ、背骨を滑らかにしならせて真横に倒すこと。大きく倒す必要はありません。両手は体側に沿わせ、滑らせるようにして少しずつ深めてみましょう。呼吸が心地よくできる範囲で十分なので、それぞれのペースでやってみてくださいね!体の重みが、自然な負荷となります。小さな動きでもちゃんと脇腹に刺激が届きますよ。 ライター/須藤玲子(ヨガ講師)
須藤玲子