「心が元気になる」言葉と草花の絵を日めくりに 「アジサイ寺」の住職が8年ぶりに出版
アジサイ寺として知られる京都府福知山市観音寺の観音寺の小籔実英住職(73)が「心が元気になる日めくり」を自費出版した。「物事に行き詰まっている人、生活で悩み苦しむ人の心が少しでも軽くなれば」と日々、浮かぶ言葉をまとめた。 小籔住職は約20年前から、生きる上での励ましや教訓を伝える日めくりを出版してきた。8年ぶりの今作では、「笑顔の数が幸せの数」や「怨みは忘れることでのみ消える」など疲れた心に寄り添えるような短い言葉を選んだ。 次女の上田慶子さん(33)が描いたアジサイ、タンポポ、フキノトウなどの草花の絵も添えられ、優しい雰囲気に仕上がった。 B5判。1100円。問い合わせは同寺0773(27)1618。(湯沢宏志)