JR豊岡駅 積雪に備え「ラッセル車」試運転/兵庫県
本格的な雪のシーズンを前に、兵庫県豊岡市では、11月28日、線路の雪を除く「ラッセル車」の試運転が行われました。
JR西日本では、雪のシーズンに山陰本線や播但線などでラッセル車を運行していて、毎年、この時期に試運転を行っています。 ラッセル車は30センチ以上の積雪が見込まれる場合に出動し、列車の安全運行のため除雪を担います。 JR豊岡駅構内では、午前6時過ぎから、係員が車両の点検作業を行い、雪を押し出すウイングや線路上の雪をかき分けるフランジャーの動作確認の他、ライトの点灯状態などを一つ一つ確かめていました。 JR西日本によりますと、昨シーズンは暖冬の影響もありラッセル車の出動回数は10回で、例年より少なかったということです。 試運転は28日まででシーズン中はJR豊岡駅に常駐して、本格的な積雪に備えます。