「生活態度に対する指導中に部下の女性へ平手打ち」と「不正外出」で22歳女性自衛官が停職24日の処分 外出手助けした2人も停職処分 宮城・多賀城市
東北放送
陸上自衛隊多賀城駐屯地の女性自衛官が2022年、指導中の部下に平手打ちをしたほか、不正に駐屯地の外に出たとして停職24日の懲戒処分をうけました。 【写真を見る】「生活態度に対する指導中に部下の女性へ平手打ち」と「不正外出」で22歳女性自衛官が停職24日の処分 外出手助けした2人も停職処分 宮城・多賀城市 17日付で停職24日の懲戒処分を受けたのは陸上自衛隊多賀城駐屯地の22歳の女性陸士長です。 多賀城駐屯地によりますと、女性陸士長は2022年4月から5月の間に、駐屯地内にある隊舎の同じ部屋に住んでいた当時19歳の女性一等陸士に対して、生活態度に関する指導をしていた際に平手打ちを1回したということです。 このほかに女性陸士長は同じ年の8月と12月に、適切な手続きを取らずに駐屯地から外出したことも分かっています。この際、女性陸士長を車の後部座席に乗せて外出の手助けをしたとして同じ部隊の25歳と24歳の男性陸士長2人も17日付でそれぞれ停職12日と停職6日の処分を受けています。 女性陸士長は不正に外出したことは認めているということですが部下に平手打ちをしたことは認めていません。女性陸士長が所属する第22即応機動連隊の連隊長山下正浩一等陸佐は「隊員に対する服務指導・教育をさらに徹底していく」とコメントしています。
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