オールスターブレーク、もったいなくないか?【川口和久のスクリューボール】
もっとドラマづくりを
小園の先制弾は見事だった。彼の話はWEBのコラムでも
広島の新人・小園海斗が、フレッシュオールスターで初回先頭打者本塁打を放った。史上3人目、高卒新人では史上初らしいね。広島では2年目だったけど1976年の高橋慶彦さん以来とか。小園、よかったな。同じショートのポジションの大先輩に続くというのは縁起がいいぞ! あれ、もう一人いたか。定岡徹久ね……。まあ、あいつは大卒だから、高卒では慶彦さん以来だ。えらいぞ、小園……としておこう。 今年のフレッシュは、仙台の楽天生命パークで行われ、小園のほかにも日本ハムの吉田輝星、中日の根尾昂、ロッテの藤原恭大と、注目ルーキーが顔をそろえた。MVPにもなった小園は先制弾、吉田は150キロ近いストレート、藤原は俊足、根尾は……まあ、元気さかな。それぞれ持ち味を発揮して、盛り上がった。 俺は、以前からオールスターブレークが「なんか、もったいねえな」と思っていた。後半戦に入る前に、選手が体を休めつつ、ファンサービスでオールスターをするという時期だと思うが、特にオールスターは、いろいろな意味でマンネリだよね・・・
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週刊ベースボール