【大学野球】日大国際の篠田渉太主将がMVP初選出…静岡県学生野球春季リーグ閉会式
静岡県学生野球春季リーグの閉会式が15日、ちゅ~るスタジアム清水で行われた。静岡産業大との最終戦で2季連続28回目の優勝を決めた日大国際の篠田渉太主将(4年)が、最高殊勲賞に初選出された。「見合った成績は残してないので、びっくりしました」と、驚きの表情を見せた。 今季は主に「2番・中堅」で出場。打率3割9厘の数字以上に、主将としてチームをけん引した。優勝が懸かった静岡産業大との初戦では勝ち越し打を放つなどいい場面で活躍した。 25日に全日本大学選手権(6月10日開幕・神宮など)の出場を懸けて東海地区大会が行われる。三重代表は皇学館大、岐阜代表は岐阜聖徳大と中部学院大が一騎打ち。同日に変則ダブルヘッダーで争われ、初戦で日大国際と皇学館大が対戦。第2試合は岐阜代表と第1戦の敗者、第3試合に岐阜代表と第1戦の勝者が激突。3校が1勝1敗で並ぶと、26日にトーナメントで決着をつける。「県は通過点。初戦が大事なので取りたい」。MVP男が全国切符取りに貢献する。 (塩沢 武士)
報知新聞社