【2024年版】7月スタートの全国おすすめ展覧会14選:鴻池朋子展 、CLAMP展、石田尚志展、エッシャー展など
【東京】「ポール・マッカートニー写真展 1963-64~Eyes of the Storm~」(六本木ヒルズ 東京シティビュー)
六本木ヒルズ内の東京シティビューでは7月から、ポール・マッカートニーの写真展が開催。本展では、ビートルズが社会現象となった1963年11月~1964年2月にかけてポール・マッカートニーが撮影した写真が公開。60年前からネガやコンタクトシートのまま保管されていた貴重な未公開写真を含む、約250点が並ぶ予定だ。 会場:六本木ヒルズ 東京シティビュー 会期:7月19日~9月24日
【東京】「CLAMP展」(国立新美術館)
『X』『魔法騎士レイアース』『カードキャプターさくら』 など、多彩な作品を世に送り出してきた創作集団CLAMP。本年度で35周年を迎えるCLAMPのこれまでの創作活動と世界観を「COLOR」「LOVE」「ADVENTURE」「MAGIC」「PHRASE」という5つのテーマを通じて辿る大規模原画展が開催される。展示の様子はフォトレポートから。 会場:国立新美術館 会期:7月3日~9月23日
【東京】「大地に耳をすます 気配と手ざわり」(東京都美術館)
野生動物、山の人々の生業、移りゆく景色や植生、生命の輝きや自然の驚異をとらえる5人の作家を紹介する本展。自然とともに生きるみずみずしい歓喜に溢れた作品群は、ときに暴力的に牙をむき、したたかな生存戦略をめぐらせる自然の諸相を鮮烈に思い起こさせ、都市生活で希薄になりがちな、人の力の及ばない自然への畏怖や敬意をも感じさせてくれるはずだ。 会場:東京都美術館 会期:7月20日~10月9日
【東京】「TOPコレクション 見ることの重奏」(東京都写真美術館)
約3万7000点を超える作品を所蔵する東京都写真美術館。今回のコレクション展では「見ることの重奏」をテーマに、時代も地域も異なる作品を通じて、作り手、語り手、受け手、それぞれの立場によってまったく異なる、見ることの多様性について考えるような機会となる。参加アーティストには、奈良原一高、ウジェーヌ・アジェ、ベレニス・アボット、マイナー・ホワイト、アンドレ・ケルテスなど。 会場:東京都写真美術館 会期:7月18日~10月6日
【東京】「空間と作品」(アーティゾン美術館)
7月のアーティゾン美術館にはモネ、ピカソ、藤島武二、岸田劉生、琳派による作品や抽象絵画まで、古今東西、様々な分野の作品から構成される石橋財団コレクションが集結。美術品がどこでどのように生まれ、飾られ、受け継いでこられたのかという、作品の制作/受容にまつわる「空間」を問い直すような展覧会となる予定だ。 会場:アーティゾン美術館 会期:7月27日~10月14日
【関連記事】
- 「Tokyo Art Beat」20周年を記念するアワード企画と特集を実施! ユーザーみんなで20年間の「ベスト展覧会」を選ぼう。推薦を7月8日まで募集中
- 祝・TAB20周年!スタッフ7人で語る座談会【前編】日本最大級のアートメディアで働くみんなのキャリア形成、TABの歩み、いま考えていることとは?【Tokyo Art Beat 20周年特集】
- 「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」(東京国立博物館)レポート。縄文の土製品や作品から発せられる生の呼びかけ
- ゲイ・アートの先駆者トム・オブ・フィンランドの世界に浸る。「FORTY YEARS OF PRIDE」展が渋谷・DIESEL ART GALLERYで、7月から開催