フィギュア羽生選手ファン縁の地、神戸「弓弦羽(ゆづるは)神社」が話題に
御影石を使った、まわる石のサッカーボールも
同神社を後にしようとした時、澤田さんが「よかったらこれも見ていってください」と案内してくれた。そこには御影石で作られた大きなサッカーボールが。澤田さんによると、昔、教員を養成する御影師範学校があり、そこでサッカーが取り入れられ、教員となった生徒が各地で広めたことが、サッカー普及のきっかけになったとされているという。 そうした縁の地が地元にあったことから、御影石を使ってサッカーボールを作った。この石は、震災で被災した鳥居も一部使われているという。1月にはサッカー女子・プレナスなでしこリーグINAC神戸の澤穂希選手ら22選手が必勝祈願を行っている。「こうしていろんなご縁ができるのはうれしいです」。澤田さんは笑顔で、同神社のシンボルマークである八咫烏(やたがらす)が刻まれたボールの石をまわしてみせてくれた。