1月10日は語呂合わせで110番の日です。 元プロレスラーの大仁田厚さんが一日通信指令官を務め、適切な110番の使い方を呼びかけました。 県警から一日通信指令官を委嘱されたのは、長崎市出身の元プロレスラー大仁田厚さんです。 県民から通報を受けている通信指令室を訪れ、長崎市内で被害者の自宅に強盗が入ったという想定で電話対応しました。 大仁田厚さん 「はい。110番です。警察です。事件ですか、事故ですか」 犯人が逃げた方向や特徴などを落ち着いて通報者から聞き取りました。 大仁田厚さん 「わかりました。警察官があなたの自宅に向かっています」 県警によりますと、2024年1年間の110番通報の受理件数は約9万5500件で、このうち約1割にあたる1万3800件ほどが無言電話やかけ間違いなどでした。 大仁田厚さん 「本当の事件・事故が発生するとそこに向かえないタイムラグが出てくるから、いたずら電話や関係ない電話はやめていただきたい」「今日一日、通信指令官として、ファイャーで頑張りますので、よろしくお願いします」 県警は緊急の事件・事故以外の悩みや相談の電話は「＃9110」にかけてほしいと呼びかけています。