始球式でボールを打つ足立さん

　2027年に宮崎県内で開催予定の国民スポーツ大会で、成年男子・成年女子ソフトテニスの会場となる都城運動公園テニスコート（都城市）の改修工事が終わり、現地で20日、記念式典が行われた。 【写真】改修工事が完了した都城運動公園テニスコート（都城市提供）

　同コートは1964年度にクレーコート13面が整備され、その後、一部は砂入り人工芝コートになっていた。今回の改修工事は市が事業費約8億円超をかけて実施。砂入り人工芝コート16面となったほか、計約1200人を収容可能なスタンド席や、日没後の試合にも対応可能な投光機なども整備された。

　式典は関係者ら約140人が出席し、テープカットなどがあった。日本ソフトテニス連盟からアンバサダーに任命されているタレントの足立梨花さんもゲストとして来場。ともに都城西中ソフトテニス部3年の生徒2人とともにコートに入り、3人でボールを打ち合う始球式を行った。

　ペアで全国大会出場の経験もあるという生徒2人は「国スポに出場して、県民に勇気を与えられるような選手になりたい」などと話していた。都城市はソフトテニスが盛んで、今夏の全国高校総体（インターハイ）では都城商高のペアが男子個人の部で優勝している。