「ナイトメアホスピタル」幕開け、和田優希「嫌いになれない!と思ってもらえたら」
和田優希が主演を務める、LEGEND STAGE PRODUCE「ナイトメアホスピタル 2024」が昨日2月22日に東京・シアター1010にて開幕した。 「ナイトメアホスピタル」は、劇団ホチキスの米山和仁が脚本・総合演出を手がけ、2020年に初演されたコメディ作品。病院の1室を舞台に、妊婦のようにお腹が膨れ上がった主人公・祐三と、突如そのお腹から産まれた魔界の王によるゴシックファンタジーが展開する。 開幕に際し和田は「今回僕が演じさせて頂いた赤井田祐三くんは、とてもぶっきらぼうで素直じゃなく不器用な男です。でも演じていくうちに、祐三の内にある根の真っすぐさを知りました。祐三の数々の問題行動は根の真っすぐさと、不器用さが釣りあってないからこそ起こってしまうことなんだなと思っています。『嫌なやつなはずなのに、根の真っすぐさが見えるから、何故か完全には嫌いになれない!』そのように思って頂けたら幸いです。同時に和田優希自身も祐三と共に、自分自身の色んな感情を知りながら歩いていけたらと。赤井田祐三、和田優希、そしてこの舞台この座組が千穐楽まで無事走り抜けられるよう精進して参りますので、改めて応援の程よろしくお願い致します」とコメント。 一度目は魔界に、二度目は人間界に生を受けた魔界の王を演じる千井野空翔は「今回、僕自身初の外部作品に出演させていただくので不安でいっぱいでした。温かいスタッフの皆さん、共演者の方々に助けて頂きながら無事今日の日を迎えることができました。今はホッとしています。魔界の王役と聞いた時は、最初はてなマークが 5 個ぐらい頭に浮かびました。稽古を重ねていくうちに、こんな魔界の王だったら面白いな!と自分なりに役について考えるようになり、演じることが自然と楽しくなっていました。演出家さんをはじめ、共演者の方々にたくさんのアドバイスをいただき、自分なりの”魔界の王”を作り上げられたと思います。僕自身17歳になって一発目の舞台作品になります。応援してくださる皆さんに久しぶりにお会いできるので、心からわくわくしています。2024年の良いスタートが切れるように頑張りますので、千井野空翔をこれからもよろしくお願いします」と観客メッセージを送った。上演時間は約1時間50分。公演は2月28日まで行われる。 ■ LEGEND STAGE PRODUCE「ナイトメアホスピタル 2024」 2024年2月22日(木)~28日(水) 東京都 シアター1010 作・演出:米山和仁 出演:和田優希、千井野空翔、渡邉心、木村来士、古賀瑠、青木志穏、篠原孝文、小玉久仁子、武藤晃子