本仮屋ユイカ「キャッチーなシーンの連続」主演作「悪い女」でショートドラマ初出演
女優の本仮屋ユイカ(37)がショートドラマに初主演しダークヒロインを演じる。タイトルは「悪い女」で、27日から配信アプリ「BUMP」で配信開始となった。ショートドラマへの出演も初めてで「キャッチーなシーンの連続です。今まで経験した作品と比較すると、短い尺の中で緩急をつけなければならないところが、一番大きな違いなのではないかと思いました」と新鮮さを口にした。 吉川英梨さんの小説「悪い女 藤堂玲花、仮面の日々」(朝日文庫)を原作にショートドラマ仕様に大胆な展開と演出が加わった今作。高級住宅地で暮らすセレブ妻の主人公が、近隣住民の不審死を受け容疑者として浮上する。捜査の手にも平然と振る舞い、メディアの取材にも挑発的な言動をくり返す。だが、やがて主人公の過去が明らかになることで、事件の真相に近づいていく。 本仮屋は見どころを「いろんなものから守られ、何不自由なくふわふわと生きているように見える女性の心の奥底が、魅力的な共演者とのお芝居の掛け合いによって、少しずつ引き出されてくるところ」とアピール。振る舞いが浮世絵離れしている主人公像については「見てくださる方の日常を忘れるような魅惑的なパワーがあるのではと思います」と分析。 そして「一見そうは見えないのですが、私は彼女の本質は愛情深く、勇敢な女性だと思っているので、ぜひその本質を見抜いていただけたらうれしいです」と呼びかけた。