破格!? MLS高額年俸ランキング2位。衝撃の20億超え! イタリア時代には稼げなかった?
アメリカ合衆国では、野球、バスケットボール、アメリカンフットボールなど、さまざまなスポーツの世界最高峰の選手たちが高額な給与をもらってプレーしている。そして、その流れはサッカー界でも見られ始めた。果たして、アメリカでプレーしているサッカー選手たちはどれくらいの年俸をもらっているのだろうか。ランキング形式で紹介する。※データは『mlsplayers.org』を参照
2位:ロレンツォ・インシーニェ(元イタリア代表) 生年月日:1991年6月4日 所属クラブ:トロントFC 推定年俸:1540万ドル(約23億1000万円) 生粋のナポリっ子であるロレンツォ・インシーニェが2位にランクインした。その年俸は1540万ドル(約23億1000万円)で、3位よりも約10億円も高い金額となっている。 ナポリのアカデミー出身のインシーニェは、トップチームに昇格後は国内クラブへの期限付き移籍を繰り返し、武者修行を終えた2012/13シーズンからはナポリの主力として第一線で活躍をしてきた。 中でも、マウリツィオ・サッリが監督に就任した2015/16シーズン以降は、ポゼッションサッカーにスタイルも変貌していったことでインシーニェの特徴はより活かされることになった。4-3-3の左ウイングを主に任され、偽センターフォワードにはドリース・メルテンス(ガラタサライ)と、小柄な2人が流動的なポジションチェンジをしながら相手を崩す形は幾度となく見られた。 それでも、2019/20シーズンにコッパ・イタリアこそ優勝したものの、インシーニェ、そしてナポリの念願でもあるリーグ制覇にはなかなか手が届かず。迎えた2022年夏に、アカデミー時代から含めて約16年間を過ごしたナポリを離れMLSのトロントFCに移籍。奇しくも、インシーニェが去って迎えた2022/23シーズンにナポリは33年ぶりのセリエA優勝を果たした。
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