オメガ、ブライトリング、タグ・ホイヤーの主力時計が上位を占める! ウオッチナビ集計【2023年版ジャンル別ランキング/クロノグラフ部門】トップ3
時計専門誌『ウオッチナビ』では、毎年年末号で人気時計をあらゆる角度からランキングにして紹介する大特集を組んでいる。順位付けのデータは当サイト『WATCHNAVI Salon』で募ったアンケートをベースにしているため、リアルな人気時計を把握できるのだ。本稿では2023年末に実施した全国の有力正規販売店とユーザーによる総合ランキングを6つのジャンルごとに分析した中から、「クロノグラフウオッチ」をフィーチャーする。 【関連画像】オメガ「スピードマスター ムーンウォッチ」のその他の画像を紹介
王道クロノグラフの最新作はバリエーションの豊かさもポイント
いまをときめく人気の3大クロノグラフが久々にトップ3に並び立った。2位のナビタイマー(2022年にリニューアル)と3位のスピードマスター(2021年にリニューアル)は、それぞれ現行にアップデートされた年にランキングの頂点を極めており、同様にタグ・ホイヤー カレラもリニューアルを迎えた今回(2023年)、見事にクロノグラフ部門を制覇したわけだ。 この御三家の人気の高さが象徴する通り、現代のクロノグラフは歴史や伝統に敬意を払いながらも、いまのニーズに応える技術やデザインを取り入れるバランス感覚が大切だろう。文字盤カラーや素材・仕様のバリエーションが増えているため、自分の好みやスタイルに合わせて選ぶことも可能になってきている。
<クロノグラフ3位> オメガ「スピードマスター ムーンウォッチ」
オメガ「スピードマスター ムーンウォッチ」 Ref.310.30.42.50.01.002 123万2000円 世代を重ねながら偉大な伝説を継承する大定番 実際に月面で着用された第4世代のスピードマスターから着想を得て、2021年にクラシックな意匠をまといモデルチェンジ。表の風防と同様にシースルーバックはサファイアクリスタル製で、マスター クロノメーター認定のキャリバー3861の鼓動や精緻な作りを鑑賞できる。 スペック:手巻き(Cal.3861)、毎時2万1600振動、50時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)&ブレスレット。直径42mm、厚さ13.58mm。5気圧防水。 ●投票者のコメント 「ストーリー性は言うことなし。不変の姿を保ちつつ、性能は向上し続けるこの時計に敬意を抱かずにはいられない」(カンさん)
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