剛力彩芽は名門オスカー復活に貢献できるか
“資産5000億円”ともいわれたZOZO創業者の前澤友作氏との破局が報じられた女優、剛力彩芽に注目が集まっている。鳴り物入りでデビューさせたC.C.ガールズ3の結成まもないメンバー脱退・加入や、人気上昇中の高橋ひかる休業など、このところお騒がせニュースが続いた“名門”オスカープロモーションにとって、剛力の破局は「かえって明るいニュースでは」との声が出ているという。
ネットで大河に名前浮上など話題性十分
オスカープロモーションといえば“美の殿堂”“美の総合商社”などといわれ、美人モデルや女優が多数在籍、最近は「男劇団 青山表参道X」などで男性若手俳優にも力を入れているが、前述のようにこのところは明るいとはいえないニュースも続いた。 「プロダクションの現場スタッフからも『このところウチは元気ないですよ』とボヤキ節が出ている状況です」と明かすのは、民放放送局の50代男性プロデューサー。 「ちょっと前までは、現在も第一線で活躍している米倉涼子をはじめ、上戸彩、そして武井咲がいて、剛力、高橋らプッシュされる人材も多く層が厚かった。事務所も予想していなかった藤田ニコルの思わぬヒットもあった。ところが最近は、上戸と武井は結婚と育児が入ってきて、サッカーの試合にたとえるならスタメンではなくベンチスタート的なポジションにある。NHKの『トクサツガガガ』が当たって人気が跳ねた小芝風花は有望株ですが、まだこれからのルーキー。岡田結実も活躍していますが、どちらかといえばバラエティー色が濃い。米倉が一人で前線に上がってもサポートする選手がいないような状況です。そんな中で、前澤氏との交際に剛力が半分持って行かれたのは事務所にとっては良くない状態だったといえるでしょう。つい最近も大河『麒麟がくる』で沢尻エリカ容疑者の代役としてネットで名前が取り沙汰されたほど、話題性は十分です」(同プロデューサー)
1年半ぶりドラマ出演が話題 かつてはCM女王も
それゆえに、交際破局で剛力が仕事に集中できる状態に戻ったのはオスカーにとっては吉報、との読みがあるのだとか。 「“ゴリ押し”などとバッシングも多かった剛力さんですが、もともと好感度はけっして低くはなく、その証拠として熱愛以前はCM女王といわれ、米倉さんや上戸さんら先輩たちに勝るとも劣らない二桁のCM出演本数を誇りました。再びCM契約を多数獲得できるかどうかは未知数ですが、少なくとも仕事に集中させることはできるようになりました」と話すのは、テレビ情報メディアの40代女性編集者。 放送中の恋愛ドラマ「抱かれたい12人の女たち」(テレビ大阪制作/テレビ東京系)の最終回に出演が決まり、約1年半ぶりドラマ復帰を果たす剛力。ある女優を追いかける芸能記者の役なのだとか。これを機に、来年はオスカーの戦力として勢いを取り戻すか。 (文・志和浩司)