7試合ぶり白星のJ1・C大阪が練習公開、小菊昭雄監督「きれいな空をとらえた」
サッカーJ1で18日に7試合ぶり勝利を挙げたC大阪が20日、舞洲(大阪市此花区)での練習を公開し、小菊昭雄監督が「長いトンネルだったが、ようやく潜り抜けることができた。太陽が輝く、きれいな空をとらえた。水曜日(22日のルヴァン杯琉球戦)に勝つことで、チームの一体感もいよいよ増すと思う」と手応えを口にした。 指揮官が陽光が降り注いできていると感じる要因の一つが、けが人の復帰。この日のトレーニングでは、肉離れで戦線離脱していたMFカピシャーバと、FW渡辺りょうが全体練習に部分合流。抜群のスピードとドリブル突破を武器に、左サイドで違いを生み出してきたブラジル人MFカピシャーバは練習後に取材に応じて「けがはもう大丈夫。フィジカルを上げさえすれば、近々100%に戻る。復帰してチームの力になれると思うとうれしい」と言葉に力を込めた。指揮官はリハビリの状態を慎重に見極めながら、早ければ26日の広島戦から起用したい意向も示した。 また、リーグ戦2試合でベンチ外が続いていた元日本代表MF香川真司については「コンディションを100%に戻すためだった」と説明。「貴重な時間を積んでくれた」と復帰に期待を寄せた。