2年前は大渋滞や迷惑駐車…昨年は中止 鴨川で2年ぶりの花火大会開催へ 横渚海岸で1300発 鴨川シーワールドなどの駐車場確保へ
鴨川市は、夏の風物詩として人気の鴨川市民花火大会を7月29日に開催すると発表した。開催は2年ぶり。 同花火大会は日本の渚(なぎさ)百選にも選ばれている前原・横渚海岸を会場に行われる市内最大の花火イベント。新型コロナ禍前は約1万発を打ち上げていたが、2020年以降は規模を大幅に縮小し実施している。 約500発を打ち上げた22年には、市街地での大渋滞や迷惑駐車が発生。昨夏は駐車場や警備スタッフの確保が難航し、「十分な対策を講ずることが困難」として中止した。 市によると、今年は従来の市体育センター臨時駐車場に加え、会場から離れた亀田総合病院や鴨川シーワールドの駐車場を借りるなどして駐車台数を確保する予定。ガードマンや鴨川交通安全協会のメンバーら約50人が交通誘導などに当たるという。 花火は午後7時半~8時に約1300発を打ち上げる。同海岸付近には駐車場を設けず、市はJRなど公共交通機関や徒歩で来場するよう呼びかけている。