[3月発売]SHIMANO新型リール全機種の詳細
操作性を向上させたブレーキ調整ダイヤルは、外部からのアクセスが容易となった
従来は、モードダイヤルがサイドプレートの内側に組み込まれていため、調整時にはプレートを開ける必要があった。しかし、新しいメタニウムDCのモードダイヤルは、ブレーキダイヤルとともに外側からの調整が可能となった。 この、新型ブレーキ調整ダイヤルユニットは、3モードライン×5段階ブレーキ力=計15シフトで、サイドプレートを開けることなく瞬時の微調整を可能する。実釣中でも、フィールドの状況や使用ルアーに合わせて、ベストなセッティングを容易に導くことができ、アングラーにワンモアフィッシュのチャンスをもたらす。
DCブレーキ搭載モデルでは最軽量を実現した、コアソリッドボディ
DC搭載機としては初となる、高剛性コアソリッドボディを採用。メインフレームとレベルワインドプロテクターをメタル素材で一体成形することで、ロープロファイルながら強靭なボディ剛性を発揮する。 大型のブラックバスとのファイトやカバーから魚を強引に引きずり出すような、高い負荷がかかる使い方をしても、ボディのたわみが発生しづらいため、アングラーに安心感をもたらすとともに、安定したハンドル操作を実感できるはずだ。 パーミングしやすいコンパクトなボディサイズに加え、その圧倒的な軽量感は、あらゆるシーンで優れた操作性を実現します。
マイクロモジュールギア搭載により、パワフルかつ滑らかな巻き心地
超小型精密マイクロモジュールギアがシルキーな巻き心地を実現。振動レベルを極限まで抑え、噛み合う歯数が増えたことによりさらなる強度を発揮。 また、新設計ジュラルミン製ドライブギアは、パワフルな巻きを可能にするとともに、精密かつ滑らかな回転をもたらす。メタニウムDCの持ち味である軽やかな使用フィールに、さらなる磨きがかったと言えるだろう。
誰よりも使い込んだ伊藤巧さんが感じた、NEWメタニウムDCの軽快さ。
NEWメタニウムDCを実際に使用した上で、伊藤巧さんが感じたことは、やはりその軽快さ。キャストやルアー操作時、そしてキャストなど、あらゆる場面でその恩恵を感じたという。 伊藤「DCって、抵抗のあるルアーを投げても、向かい風に煽られても、またスキッピングなどトリッキーなキャストの際でも、糸ふけを抑えてバックラッシュせずに投げることができるブレーキというイメージがあると思います。そこが大きなアドバンテージでもあります」 伊藤「ただ、かつてのDCはショートキャストの際にブレーキ力が効き過ぎる場面もあって、SVSブレーキのようにもうひと伸びが物足りなかったのも事実です。ところが、今度のメタニウムDCは『良い意味でDCっぽさがない』。SVSの伸びやかな遠投性能を味わえる上に、なおかつサミングせずともバックラッシュしない。初めてキャストした時には驚きを隠せなかったですね」 伊藤「近年、アメリカで戦っていることもあって、特に感じるのはロングキャストの必要性。これまで飛びを重要視する釣りにはアンタレスDCの出番でしたが、遠投性能はもちろん様々な釣りでバーサタイル性に優れたメタニウムDCは今後さらに出番が増えていくことになりますね」