【天皇賞・秋】ドウデュース 今年は最高のパートナー・武豊と臨む一戦 GI4勝目を手中へ
古馬最高の栄誉をかけて争われる第170回天皇賞・秋(GI)が27日に東京競馬場・芝2000メートルを舞台に行われる。 【予想配信】秋の中距離No.1決定戦「天皇賞・秋」をガチ予想!キャプテン渡辺の自腹で目指せ100万円! 現役屈指のトップホースたちが大挙してやってくる秋の府中の大一番。 今年もまばゆいばかりのスターホースたちが一堂に会するが… その中の主役となるのは昨年同様、ドウデュース(牡5 鹿毛 友道康夫厩舎・栗東 父ハーツクライ)。 朝日杯FSを制して2歳王者になると、3歳でダービーを制して世代の頂点に立つという常に世代のトップを走ってきたスターホースだったが、4歳時のドバイ遠征を直前の故障でドバイターフを出走取消になったことからそのキャリアは暗転。 ダービーで下したイクイノックスが躍進する中でドウデュースは影に追いやられるようになっていった。 逆襲を誓った昨秋。その第一弾として迎えた天皇賞(秋)はイクイノックスとのマッチレースを期待されたが、パートナーの武豊が落馬負傷で乗れなくなるというハプニングが発生。 急遽、戸崎圭太とタッグを組むことになったが、急造コンビではイクイノックスに太刀打ちできずに7着完敗。 続くジャパンCでは再び戸崎とタッグを組んだが4着に入るのが精いっぱい。イクイノックスの引き立て役に回るしかなかった。 そんなドウデュースが蘇ったのは有馬記念。 武豊が鞍上に戻ってきたことでドウデュースは本来の走りを見せ、直線で粘るタイトルホルダー、追いすがるスターズオンアースらとの叩き合いを制して復活。苦難を乗り越えたスターホースに対し、ファンは大歓声で出迎えた。 だが、5歳になってからのドウデュースはドバイターフ5着、宝塚記念6着といずれも人気を裏切る形に。 展開が合わなかった、苦手とする道悪馬場だったなど敗因はそれぞれにあるが、現在の競馬界を引っ張るスターホースとしては少々寂しい成績になっている。 東京コースは本来得意としている舞台。1年前は突然のアクシデントで乗り替わりを余儀なくされたが、今年は最高のパートナー・武豊と臨む一戦。 自慢の末脚を炸裂させてGI4勝目を手中に収めたい。