コメダの「600円モーニング」で過ごす大満足の朝 880円のはずが「約32%オフ」の超太っ腹な値引率
トーストに全て塗ったらこの厚み。とろりと甘いねっとり感と、つぶあんならではのあんこのほくほく感も楽しみつつ、3.5cm厚のトーストとのハーモニーを味わえます。 トーストにはバターではなく「ぬる豆乳」をチョイスしたのですが、豆乳っぽさはあまり感じず、軽めの口当たりのバターもしくはマーガリンという印象を持ちました。 パンに塗って溶けた状態で提供されるため、一見すると何を塗ったかはわかりにくいので、紙ナプキンに「豆」マークのシールが貼ってあります。「コメダ珈琲店」は、こういう小さな気遣いにグッと来るんですよね。消費者のことを考えてくれているなあと感じます。
■「朝コメ」にローブパンが新登場 長らく山食パン一択だった「朝コメ」ですが、2022年4月にローブパンが新登場しました。数量限定のため、1日の提供数が上限に達し次第、提供終了となります。 デニッシュパンの生地が入った大きめサイズのロールパンで、生地の水分含有量はトーストと比べて少なく、サクッと軽い口当たりです。もっちりしっとりというよりはあっさりサクッという食感で、噛めば口の中でバターの香りが広がります。
パンの中央には切り込みが入っていて、そこにバターが塗られています。中にたまごペーストを詰めれば、たまごペーストたっぷりのロールパンサンドが完成します。トーストと比べて食べる際に手が汚れにくいのが嬉しい。 メニューにわざわざ「手作り」と記載があるように、たまごペーストは店内調理されています。 袋詰めのたまごサラダや、調理済みのクラッシュエッグフィリングを使わないところに「コメダ珈琲店」らしさを感じずにはいられません。ゆで玉子を塩コショウ、マヨネーズで味付けた、大人から子供まで支持される素朴なおいしさです。
「コメダ珈琲店」は1968年に名古屋で創業、1993年にFC展開を本格化し、2003年に関東、2006年に関西、2012年に四国、2013年に九州へと全国展開していきました。 モットーは「街のリビングルーム」。赤いベルベット製のソファーはくつろげる店づくりの象徴でもあり、「コメダ珈琲店」のアイコンでもあります。イスが高かったり、硬かったりして長居に不向きな、他のカフェチェーンとは一線を画しています。