現職町長が受託収賄容疑で逮捕 辞職受けた町長選挙は12月24日投開票
志賀町の公共工事の入札を巡り受託収賄などの疑いで逮捕された小泉勝町長が6日、辞職願を提出したことを受け、町議会は7日午前、全員協議会を開き事件の経緯などが説明されました。また、後任を選ぶ町長選挙は12月24日に投開票が行われることが決まりました。 【写真を見る】現職町長が受託収賄容疑で逮捕 辞職受けた町長選挙は12月24日投開票 この事件は志賀町の町長だった小泉勝容疑者が、町が発注した水道工事の入札をめぐって業者側に最低制限価格を漏らした見返りに現金50万円を受け取った疑いで逮捕・送検されたものです。 小泉容疑者から6日辞職願が出されたことを受け、町議会は全員協議会を開き職務代理者を務める庄田義則副町長がこれまでの経緯や志賀町の入札制度の仕組みなどについて説明したという事です。 福田晃悦議長 「議会としてこれからどう襟を正していくのかという発言も出たので、町民の代表として執行部のチェック機関であるのでチェック機関が今回の事をしっかり見ていなかったということは反省すべきことと考えている」 議員からは入札制度の見直しを求める声が多く出され町側もスピード感をもって人の手が入らない仕組みを検討していく方針を示しました。 庄田義則副町長 「新町長の判断によるができるだけ早く出来ればいい。人の手がかからない最低制限価格の設定があれば絶対に不正があり得ないと思っているのでできるだけ早い方がいいという思いはある」 一方、選挙管理委員会は小泉容疑者の辞職に伴う町長選挙について12月19日告示、24日に投開票の日程とすることを決めました。現在、町長選には町議や元町議らの名前が挙がっていて選挙戦となる公算が高まっています。
北陸放送