平和を願ってデモ行進をした

　ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から2年となる24日、京都府福知山市の福知山駅北口公園で、戦争も紛争もない平和な世界を求める福知山集会が開かれた。いまだ終結が見えないなか、市民ら約60人が参加し、ロシアへの抗議、昨年10月から始まったイスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃停止を訴えた。 　福知山地方労働組合協議会（奥井正美議長）など、6団体が主催した。 　中丹合唱団シルクロードが、平和を願う歌を披露したあと、共催する他団体の代表者と医療従事者が「終わりが見えず多くの命が奪われる戦争の現状に心が痛みます」と表明し、国連憲章違反のロシアを糾弾した。 　このあと、参加者は「核兵器で平和は守れない」「平和な世界を！」などと書かれた横断幕やプラカードを掲げて駅周辺を歩き、「子どもの未来を守ろう」などと声を上げた。 　奥井議長（70）は「ロシアの軍事侵攻で多くの方が亡くなられているのは心が苦しく、戦争は早く終わってほしい。国民の声をしっかりと出さないと政治は動かない。みんなで力を合わせて戦争のない世の中、させない日本をつくっていきたい」と話していた。