吹替:中村悠一でもう無敵!『マーヴェリック』みんな惚れた「オイシイ」キャラ役の俳優が大ブレイク中?
少年のように屈託のない笑顔、引き締まったボディのナイスガイ
全世界興行収入14億ドルを記録した大ヒット作『トップガン マーヴェリック』が、いよいよ11月15日の「金曜ロードショー」で地上波初放送されます。言わずと知れた「超スーパースター」のトム・クルーズさん主演映画ですが、この作品はもうひとりの次世代スターを生み出しました。 【画像】え…っ? 「かっこよすぎる」「トム・クルーズの後継者かも」 こちらが『マーヴェリック』出演後「いちばんブレイクした?」俳優です それは、「問題児だが腕はピカイチのパイロット」のキャラ「ハングマン」を演じた、グレン・パウエルさんです。吹替版では、『呪術廻戦』の五条悟役などでお馴染みの中村悠一さんが担当しており、字幕でも吹替でも美声が聴けます。『トップガン マーヴェリック』の最後の最後で、かなり「オイシイ瞬間」を持っていくハングマンは、そのビジュアルのかっこよさも相まって高い人気を獲得しました。 そして、2024年は、グレン・パウエルさんの年ともいえる活躍を見せています。『ツイスターズ』『恋するプリテンダー』『ヒットマン』と、主演映画が3本も公開されたのです。今後もスリラー映画『Huntington』、エドガー・ライト監督による『バトルランナー』のリブート版など、話題作への出演が決まっています。いまハリウッドで最も注目される俳優のひとりといっていいでしょう。 ですが、その道のりは決して平坦ではありませんでした。ティーンエイジャーの頃に『スパイキッズ3-D:ゲームオーバー』で映画デビューしてからおよそ20年、彼が三十路を迎えてからも、知る人ぞ知る俳優という位置にとどまっていたのです。 そんな彼を、小さい頃から見守ってきた人物がいました。『6才のボクが、大人になるまで。』「ビフォア」シリーズなどで知られる、リチャード・リンクレイター監督です。 当時14歳だったグレン・パウエルさんを『ファースト・フード・ネイション』に起用してから、『エブリバディ・ウォンツ・サム!』『アポロ10 1/2:スペース・エイジ・ア・アドベンチャー』、そして今年の『ヒットマン』と、リンクレイター監督は継続的にコラボレーションを重ねてきました。 子役からスターになるまでを、彼は見続けてきたのです。グレン・パウエルさんがスターへの階段を駆け上るきっかけとなったのは『トップガン マーヴェリック』ですが、その礎を築いたのは間違いなくリチャード・リンクレイター作品といえるでしょう。 そして最近、「ミッション:インポッシブル」シリーズの次期主役を演じるのがグレン・パウエルさんではないか、というニュースが世界中をかけめぐりました。ポッドキャスト番組に出演したグレン・パウエルさんは、その真偽を問われて「うちの母が絶対に許してくれませんよ」とユーモアたっぷりに答えましたが、少年のように屈託のない笑顔、引き締まったボディ、確かな演技力は「ポスト・トム・クルーズ」にふさわしいといえます。 現在36歳、遅咲きのスター俳優は、さらなる高みへと飛翔していくかもしれません。
竹島ルイ