写真：ケータイ Watch

　京セラは、法人向けのスマートフォン2機種「DIGNO SX4」と「DIGNO SX4 Wi-Fi」の2機種を10月以降に発売する。 【この記事に関する別の画像を見る】 ■ 法人向け機能をおさえた端末 　法人向けとして販売されるモデルでsXGPを含む通常のセルラー回線に対応するモデルと工場などセキュリティ要求が厳しい環境下に向けた。Wi-Fiのみ利用できるモデルの2機種が用意される。手袋をしたまま、濡れたままの手でもタッチ操作できる「グローブタッチ」「ウェットタッチ」に対応。指紋認証やマスクをつけたままでの顔認証もできる。 　NFCを備えておりキャッシュレス決済の読み取り端末としての利用ができるという。泡ハンドソープでの手洗い・すすぎ洗浄、アルコール除菌シートで拭き取れる薬剤耐性を備える。このほか本体内の部品に不具合がないかを調べられる故障診断機能を新たに搭載した。バッテリー発火の危険性を軽減する構造が取り入れられている。 　IPX5/IPX8/IP6Xの防水防塵性能、耐衝撃（MIL-STD-810H Method 516.8:Shocok-Procedure IV）性能を備える。 ■ 主な仕様 　搭載するOSは、Android 14。チップセットはメディアテック製の「Dimensity 6100＋」を搭載し、4GBのメモリーと64GBのストレージを搭載し、1TBまでのmicroSDカードに対応するスロットを備えている。 　ディスプレイサイズは約5.8インチ（TFT液晶、HD＋）。800万画素のカメラを本体の前後に備える。セルラーモデルが対応する通信バンドは5Gではn1/n3/n28/n77/n78/n79。4Gでは1/2/3/4/5/8/12/18/19/28/38/39/41/42。Wi-Fi 5に対応するほか、IEEE802.11r/k/v/wに対応する。Bluetooth 5.4をサポートする。 　バッテリー容量は4000mAh。本体の大きさは157×72×10.9mmで重さは約180g（TBD）。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色展開。