ひろしまスタジアムパーク開業を祝い、くす玉を割る関係者＝1日午前10時19分、広島市中区（撮影・木村健太）

　エディオンピースウイング広島（広島市中区）を中心に広場や商業施設を備えた「ひろしまスタジアムパーク」が1日、開業した。サッカーの試合日以外も市民や観光客でにぎわう都心の公園として年200万人以上の来場を見込んでいる。 【写真】ひろしまスタジアムパークが完成した広島市中区基町の今昔 　午前10時から場内の特設ステージであったオープニング式典には関係者約50人が出席し、松井一実市長たちがくす玉を割って祝った。午前11時45分に入り口が開放されると、市民が続々と入場した。 　スタジアム東側の芝生広場の周囲に5棟、西側の本川沿いに1棟を新築し、スタジアム内の店舗も含めて商業施設「ヒロパ」として計16店が出店する。飲食、物販、サウナ、スタンドアップパドルボード（SUP）やバーベキュー機材の貸し出しなど15店が営業を始め、残るスイーツ店は10月にオープンする。 　広場エリアはNTT都市開発（東京）を代表とする企業グループが整備し、運営も担う。今年2月のスタジアム開業に続き、8・4ヘクタールに及ぶ中央公園広場の一連の整備事業が完了した。3、4日には開業イベントがある。