気温3度、日本海へダイブ 健康と幸運願い、新春寒中水泳 新潟
今年1年間の健康と幸運を願う「2025新春寒中水泳」が3日、新潟市中央区の関屋浜海水浴場で行われ、約20人の老若男女が気温3度の日本海で初泳ぎを披露した。 この行事は県トライアスロン連合が主催。強化委員の阿部諭さん(同市江南区)によると、例年、寒中水泳を行う任意の集団もあったが、設備や緊急時の体制が整った環境でより安全に行ってもらおうと昨年から開催しているという。 この日の天気は早朝、雪模様だったが、昼ごろには曇天から時折薄日も差した。参加者はトライアスロン愛好家のほか、水泳経験者などで、準備運動をして1キロのランニングの後、浜辺で能登半島地震の被害に対し黙とうを行ってから、雄たけびを上げながら海に飛び込んでいった。 仲間6人で初参加した同市秋葉区の小学校教員、田中正太郎さん(24)は泳ぎ終わって「気持ちがよかった。健康に1年を過ごせそう」と笑顔で話した。【木下訓明】