柏FW武藤雄樹が相模原へ完全移籍! 地元クラブでJ2昇格目指す「もっと柏のためにゴールを決めたかった」
SC相模原は2日、柏レイソルの元日本代表FW武藤雄樹(35)の完全移籍加入を発表した。 武藤は神奈川県の出身で、流通経済大学から2011年にベガルタ仙台へ入団。2015年に浦和レッズへ移籍し、初年度から2年連続でJ1リーグ二桁得点など主力として活躍。YBCルヴァンカップやAFCチャンピオンズリーグ、天皇杯優勝などに貢献した。 先発の機会が減りつつあったなか、2021年7月には柏レイソルへ完全移籍。2022シーズンはJ1の19試合で7得点を挙げたもののレギュラーの座は掴めず、今シーズンはJ1で3試合、ルヴァンカップで3試合、天皇杯で1試合の出場にとどまっていた。 浦和では通算269試合に出場し53得点を記録。柏では通算69試合10得点となっている。 また、2015年にはEAFF E-1サッカー選手権を戦う日本代表にも招集。2試合に出場し、2得点を奪った。 J1の舞台を離れ、J3で6位の地元クラブへ戦いの場を移すことになった武藤は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆SC相模原 「はじめまして、武藤雄樹です。僕の地元、座間市がホームタウンでもある、SC相模原に加入できることを大変嬉しく思っています。J2昇格、そして子どもの頃から育った町を盛り上げられるように全力で戦います。共に熱くなりましょう」 ◆柏レイソル 「柏レイソルのファン、サポーターのみなさん。3年間ありがとうございました。振り返ると悔しい気持ちの方が多い3年間でした。ただ、ゴールを決めてみなさんと熱く叫んだ瞬間は忘れません。もっと柏のためにゴールを決めたかった。結果が出ない中でも、期待して応援してくれた方に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。これからも柏レイソルを応援しています」
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