東かがわ市のJR高徳線・引田駅建て替えへ 公衆トイレは市が設置【香川】
東かがわ市にあるJR高徳線の引田駅の駅舎が建て替えられることになりました。公衆トイレは市が整備します。 新しい駅舎は約90平方メートルで、このうち待合室が約10平方メートル、公衆トイレが約24平方メートルです。新駅舎の建て替えにあたり、JR四国と東かがわ市は7月25日に協定を結びました。 市が公衆トイレと屋根などを整備(施工はJR四国に委託)、JR四国が現在の駅舎とトイレを撤去し、待合室などを整備します。駅舎は香川県内の木材を活用したもので、引田地域の古い町並みをイメージしたつくりとなっています。建物の完成は2025年3月末を予定しています。 JR引田駅は高松駅と徳島駅を結ぶ特急列車も停車する無人駅です。1日に188人が利用していて、現在の駅舎は1928年に建てられたものです。 JR四国では合理化の影響で2019年度以降四国内52の駅でトイレを閉鎖していますが、高知県日高村にある土讃線、日下駅などでは自治体がトイレを整備しています。
岡山放送