元モナコ主将FWベン・イェデル、性的暴行罪と飲酒運転により禁固2年…妻への心理的暴力も
昨季までモナコで活躍した元フランス代表FWウィサム・ベン・イェデルは12日、女性に対する性的暴行の罪で執行猶予付きの禁固刑2年を言い渡された。『レキップ』ほか、フランス複数メディアが伝えている。 脱税、麻薬、暴行、放火、殺人…犯罪・逮捕歴を持つサッカー選手たち 南野拓実らとも共にプレーし、モナコで公式戦201試合118ゴール34アシストを記録したベン・イェデル。しかし2023年夏に女性への性的暴行容疑で逮捕されると、保釈金を払って釈放されていたが、昨季限りで契約満了に伴いモナコを退団。現在はフリーとなっている。 そんな34歳FWだが、今年9月6日にも酒に酔った状態で女性を車へと連れ込み、性的行為に及んだ模様。加えて飲酒運転も行ったベン・イェデルは、連れ込まれた女性によって警察に通報され、その日のうちに逮捕された。本人は「何も覚えていない。自分が何をしたかも。すべてアルコールのせいだ」と主張していた。 そして今回の事件で、ベン・イェデルには執行猶予付きの禁固刑2年が言い渡されることに。さらに女性に6500ユーロ(約106万円)の賠償金を支払うほか、逮捕に抵抗した罪で5000ユーロ(約80万円))の罰金も支払う。また、半年間の運転免許停止も決まったようだ。 なお、ベン・イェデルは妻への心理的暴力でも訴えられており、12月には裁判が控えている模様。2023年の別の女性に対する性的暴行の疑いについては、現在もなお捜査が続いている。