スペック最強は誰だ!? 日本代表能力値ランキング21位。欧州で急進化! フィジカル自慢の鉄人
AFCアジアカップカタール2023に臨む日本代表のメンバーが1日に発表された。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、今季のスタッツを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは日本代表メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。
21位:渡辺剛(ヘント/ベルギー) 生年月日:1997年2月5日 市場価値:600万ユーロ(約8.4億円) 23/24リーグ戦成績:20試合2得点2アシスト 日本代表通算成績:2試合0得点0アシスト FC東京でプロデビューした渡辺剛は、2021年に加入したコルトレイクで不動のレギュラーとして大活躍し、一気にベルギー国内での評価を高めた。そして今季からはリーグ優勝経験もあるヘントにステップアップを遂げ、ここでも主力として体を張り続けている。そうしたクラブレベルでの成長が評価されたからこそのAFCアジアカップカタール2023の日本代表メンバー選出と言っていいだろう。 渡辺は身長184cm・体重76kgの体躯を誇っており、地上・空中問わず対人戦には絶対的な自信を持っている。コルトレイクに在籍していた昨季にはリーグ戦におけるチャレンジ勝利数や空中戦勝利数など、ほとんどの守備スタッツでトップの成績(渡辺のXより)を叩き出したことが話題となった。また、バチバチしたバトルを繰り広げる中でもほとんど怪我をしない点も長所であり、それを評価して「フィジカル」の数値は「82.3」になった。 ただ、パワーや怪我耐性だけを考えれば「80」後半もあり得た「フィジカル」の数値が「80」前半に留まった理由はスピードだ。板倉滉や冨安健洋ほど速くはなく、やや背後への不安は残る。また、致命的な弱点とは言えないが、足元の「スキル」も飛び抜けているわけではない。どちらかと言えばクラシカルなセンターバックと評価できそうだ。
フットボールチャンネル