ホストクラブの悪質な“売掛金”が問題に 大阪府警が店舗責任者らに講習会
ホストクラブで客が高額な料金を請求されるなどのトラブルが増加していることを受け、大阪府警は府内のホストクラブの店舗責任者らを対象に講習会を開きました。 23日、大阪市中央区の市立中央会館で大阪府警がホストクラブ向けの講習会を開き、府内のホストクラブなどの店舗責任者ら137人が参加しました。 近年、ホストクラブをめぐっては、客に高額の料金を請求し、ホスト側が立て替える悪質な「売掛金」が頻発していて、その支払いのために客の女性が性風俗店などで売春を強いられるケースが相次ぎ、問題となっています。 大阪府警保安課によりますと、大阪府下では今年風営法違反などの疑いで30件のホストクラブが摘発されていて、ホストやスカウトを含む47人を逮捕したということです。(令和6年10月23日現在) 70店舗のホストクラブが加盟する大阪飲食健全協同組合の小野聡史理事は「業界として世間の皆様にご迷惑をおかけしているという自覚はある。組合としては団結してルールの徹底や従業員雇用についてはルールをしっかり守らせていくことをやっていきたい」とコメントしています。
ABCテレビ