大谷翔平を「ATM」にしか見ていなかったのか...莫大な返済額を抱える水原一平に救いの手を差し伸べる「有名映画制作会社」
日本時間5月15日早朝、銀行詐欺などの罪に問われていたドジャースの大谷翔平投手の元通訳、水原一平被告の罪状認否が米・ロサンゼルスの連邦地裁で行われた。 【写真】笑顔が消えていた…イッペイの変わりゆく表情 水原被告はすでに司法取引に応じて罪を認めており、減刑を求めている。しかし、大谷の口座から違法賭博の胴元に不正に送金したカネの弁済のめどはたっていないだろう。水原被告はどのようにして返していくのだろうか――。
水原被告は「無罪です」と一言だけ発した
新婚の祝福ムードから一転、悪夢のような「水原ショック」からもうじき2ヵ月。5月14日(日本時間15日)、米・ロサンゼルスの連邦地裁ではドジャースの大谷翔平投手の元通訳・水原一平被告の罪状認否が行われた。 地裁に現れた水原被告は報道陣の問いかけには答えず、険しい表情のまま無言で裁判所の中に入っていった。罪状認否は10分ほどで終わったという。 「非公開で行れた罪状認否で水原被告は『ノット・ギルティ』、つまり『無罪だ』と主張。ただし、これはあくまでも『形式的なもの』です。その後、有罪答弁に変更する流れがある。水原被告はすでに罪を認め、減刑を求める司法取引に合意しています。量刑の言い渡しには数ヵ月がかかるといわれています」(アメリカで取材中のジャーナリスト) 水原被告は違法なスポーツ賭博で作った借金を返済するため、大谷の口座から無断で1700万ドル(約26億2800円)を不正に送金した銀行詐欺罪と、410万ドル(約6億3600万円)の所得を申告していなかった虚偽の納税申告の罪に問われている。 問題はそれだけではなかった。
大谷は水原被告の「ATM」だったのか
「司法取引の合意書には歯の治療代と偽り、大谷投手から6万ドル(約928万円)の小切手を騙し取った手口についても記載されていました。水原はその小切手を現金化して自分の口座に入金、歯の治療代の支払いには大谷投手のデビットカードを勝手に使っていたそうです」(前出のジャーナリスト、以下「」内も) 水原被告は大谷を「ATM」としてしか見ていなかったのだろうか。 すでに水原被告が、1日数十回、合計で1万9000回以上の賭けを行っており、1回あたり平均1万2000ドル(約184万円)。最大で日本円にして2000万円以上のカネを賭けていたことは報じられている。 「捜査当局によると水原被告は違法ブックメーカーのマシュー・ボウヤ―氏に対し、4060万ドル(約62億円)以上の負債を抱えていたようです」 そしてそのカネを返すため、ギャンブルを辞められなかったために大谷の信頼を裏切った。
