エドワード・ベルガー監督×レイフ・ファインズ主演『教皇選挙』来年3月20日公開決定
『西部戦線異状なし』で第95回アカデミー賞国際長編映画賞ほか4冠を達成したエドワード・ベルガー監督の最新作『Conclave』が、邦題『教皇選挙』で2025年3月20日(木・祝)より公開されることが決定した。 全世界に14億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派・カトリック教会の最高指導者にして、バチカン市国の元首であるローマ教皇が死去したことから始まる本作。悲しみに暮れる暇もなく、ローレンス枢機卿は新教皇を決める教皇選挙<コンクラーベ>を執り仕切ることに。世界中から100人を超える強力な候補者たちが集まり、システィーナ礼拝堂の閉ざされた扉の向こうで極秘の投票が始まった。票が割れるなか、水面下で蠢く陰謀、差別、スキャンダルの数々。ローレンスはその渦中、バチカンを震撼させるある秘密を知る。 ローレンス枢機卿を演じるのは、『シンドラーのリスト』(93)と『イングリッシュ・ペイシェント』(96)でアカデミー賞助演男優賞と主演男優賞ノミネート経験を持ち、『ハリー・ポッター』シリーズでのヴォルデモート卿や、『007』シリーズでのMなど、大ヒットシリーズ作品でもおなじみのイギリスの名優レイフ・ファインズ。さらに、『プラダを着た悪魔』のスタンリー・トゥッチ、『スキャンダル』のジョン・リスゴー、『ブルーベルベット』のイザベラ・ロッセリーニといったベテラン俳優たちが脇を固め、脚本は『裏切りのサーカス』(11)でオスカーにノミネートされたピーター・ストローハンが担当する。 米ロサンゼルスで行われたテルライド映画際では8月30日にワールドプレミア上映が行われ、「あの結末は予想できなかった」(IndieWire)、「最高のアンサンブル・キャスト」(Entertainment Weekly)、「抜群に面白い」(Variety)といった声が溢れ、アメリカのレビューサイトRotten Tomatoesでは批評家たちから92%、観客から85%の高評価を獲得(11月18日時点)。今後、ゴールデングローブ賞やアカデミー賞へのノミネートも有力視されている。