中村梅枝 8歳 初舞台で大阪興行へ 祖父・萬壽&父・時蔵も驚く将来の夢明かす
日テレNEWS NNN
7月3日から始まる大阪松竹座『七月大歌舞伎』。6月の歌舞伎座公演に続き、歌舞伎俳優の中村時蔵さん(69)が『初代中村萬壽』、息子の中村梅枝さん(36)が、『六代目中村時蔵』を襲名し、孫の小川大晴さん(8)が『五代目中村梅枝』として初舞台を踏みます。 【画像】中村萬壽・時蔵 8歳の梅枝の芝居に「上出来」 そんな親子三代に日本テレビアナウンサー・市來玲奈がインタビュー。大阪松竹座での公演の見どころや、歌舞伎役者としての第一歩を踏み始めた梅枝さんの素顔に迫ります。
■中村梅枝 初の大阪興行での楽しみは?
大阪松竹座での興行となる今回。梅枝さんは1か月間自宅を離れて初めて大阪での興行に出演します。楽しみにしていることを聞いてみると、梅枝さんには公演以外にも待ち望んでいる予定があるそうです。 ――大阪での興行が始まりますが、楽しみなことは何ですか? 萬壽:『船乗り込み』(歌舞伎俳優や一座が大阪へ到着する際に行われる行事)があるので、道頓堀で大勢のお客さんと接することができるので、楽しみの一つですね。 安くておいしいお店も多いので食べ歩きもしたいと思っています。 時蔵:大阪松竹座は、繁華街である難波の真ん中に立っていて、劇場に入ると外の騒がしい感じから切り離された別空間という感じがして僕はとても好きな劇場です。東京のお客さまと反応するところが違うので、芝居をしていて楽しいですし、おいしいご飯を探すのも楽しいですね。 ――梅枝さんは何か楽しみなことありますか? 梅枝:じぃじが言っていた『船乗り込み』も楽しみだけど…。 時蔵:1か月間、ホテルに泊まるんだよ。初めてでしょ? 梅枝:初めてだね。 時蔵:でもユニバ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)でしょ? 梅枝:うん、ユニバだね。 萬壽:(公演の)休みがあるじゃない。 時蔵:いやもう行くのよ。もう決まってるの。 梅枝:決まってます! 萬壽:決まってるの……? 時蔵:いやいや、来なくていいですよ(笑) 萬壽:いいの、いいの、いいの(笑)