中村梅枝 8歳 初舞台で大阪興行へ 祖父・萬壽&父・時蔵も驚く将来の夢明かす
■梅枝、将来の夢は“YouTuber”
父の名跡『中村梅枝』を受け継ぎ、初舞台を踏む8歳の梅枝さん。将来の夢を聞いてみると、萬壽さんや時蔵さんが驚く、意外な答えが返ってきました。 ――将来の夢はなんですか? 梅枝:うーん…。 時蔵:いいよ別に。何言ってもいいよ。 梅枝:えっとね…YouTuber! 時蔵:YouTuber?! 萬壽:この間はプロ野球の選手って言ってなかった? 梅枝:プロ野球もそうだけど…。 萬壽・時蔵:急にですね……。初耳ですね(笑) ――何でYouTuberになりたいんですか? 梅枝:YouTubeにハマってるから。Fischer'sていうYouTuberが好きです。アスレチックで遊ぶ企画とかをいっぱいやっていて面白いから。 ――では、いつかYouTuberとしてデビューする日もあるのでしょうか? 時蔵:たくさん稼いでね…(笑) 萬壽:それは無理だと思うけど(笑)
■中村梅枝さんってどんな人? 素顔に迫る【一問一答】
祖父・萬壽、父・時蔵とともに大きな舞台に立つ梅枝さんですが、まだ8歳の小学3年生。今回はその素顔に迫るべくチャレンジ企画に挑戦してもらいました。 「好きな食べ物は?」「ハマっていることは?」「立役と女方、どっちが好き?」など10個の質問を用意。祖父と父が見守る中、1個の質問に10秒以内に答える形式で、次々と質問に答えていただきました。
■大阪松竹座公演の見どころ
――大阪松竹座公演の見どころを教えてください。 萬壽:『恋女房染分手綱』の“重の井子別れ”という場面を、孫の梅枝と一緒にやります。梅枝が勤める“三吉”の役は、歌舞伎のお役の中でも大役中の大役。立ち回りや見得(みえ)はないですけれど、親子の愛情と別れがお客さまに伝わればいいなと思います。 時蔵:『嫗山姥』の“荻野屋八重桐”という役で襲名狂言に出させていただきます。うちでも大事にしている演目の一つでもございますし、父から手取り足取り教わりながら、大阪という土地に合っているお芝居だと思いますので、派手に華やかにお客さまに楽しんでいただけるように勤められたらと思います。 梅枝:すんごい難しい役なので、調子悪くならず頑張りたいなと思います!