一関市官製談合1審で執行猶予付き判決 市職員ら被告2人が控訴【岩手】
IAT岩手朝日テレビ
岩手県一関市の官製談合事件で、盛岡地裁から執行猶予付きの有罪判決を受けた市職員の男が判決を不服として控訴しました。 一関市都市整備課の課長補佐金今進被告(61)は、市が発注した公共工事3件の入札情報を市内2つの業者に漏らしたとして官製談合防止法違反などの罪に問われています。 1審の盛岡地裁は3日、罰金刑を求める弁護側の主張を退け、金今被告に懲役1年6カ月執行猶予3年の有罪判決を言い渡しましたが、金今被告は、これを不服として仙台高裁に控訴しました。 また入札情報を教えられたとされる建設会社の元代表取締役千葉登美夫被告(72)も1審で懲役10カ月・執行猶予3年の有罪判決を不服として16日控訴しています。