素早い攻撃を繰り出した名古屋が新潟相手に3得点を奪って完勝。清水は徳島を破って首位との勝ち点差を縮める|9月18日結果まとめ|Jリーグ
【国内サッカー ニュース】18日、台風10号の影響で代替開催となっていた2試合が行われた。
J1リーグは台風10号の影響で延期となっていた名古屋グランパスとアルビレックス新潟の一戦が行われた。 互いに勝利を目指し積極性が見られた立ち上がり、先に試合を動かしたのは名古屋だった。15分、左サイドでボールを受けた森島司が中央へクロス。これを野上結貴が打点の高いヘディングでゴールに沈めて先制に成功した。これで勢いに乗った名古屋は44分、センターサークル付近で椎橋慧也がボールを奪取すると、すかさず前線にスルーパス。このパスに抜け出した永井謙佑がゴールを決め切ってリードを広げた。 後半も新潟が攻める中で、名古屋は自陣に引きながら奪ってからの素早い攻撃を狙う構図となる。すると78分、まさに自陣でボールを奪ったところから素早く前線にボールを運ぶと、最後は菊地泰智がカットインから見事なシュートを沈めて勝利を決定づける3点目を奪った。これで試合は終了。名古屋は暫定ながら順位を9位としている。 J2は台風10号の影響で中止となっていた徳島ヴォルティスと清水エスパルスの一戦が行われた。 立ち上がりから互いにチャンスを作る展開となる中、スコアレスで折り返した後半に試合が動く。63分、徳島が中盤からの巧みなパスワークで清水の守備網をかい潜ると、最後は鹿沼直生が見事なシュートを沈めて先手を奪った。 だが、ここから優勝争いを演じている清水の反撃が始まる。71分、鋭い縦パスを受けた北川航也が巧みなトラップで前を向いてシュート。これはディフレクションの末、バーに阻まれるも、ルーズボールをドウグラス・タンキが頭で押し込み、試合を振り出しに戻してみせた。そして迎えた77分、素早い攻撃で右サイドを攻略すると、最後は乾貴士のクロスに再びドウグラス・タンキがヘディングで沈め、一気に逆転に成功した。 このリードを守った清水は勝ち点3を獲得。首位の横浜FCとの差を「1」としている。 ■9月18日開催 結果 ・J1第29節: 名古屋 3-0 新潟 ・J2第29節: 徳島 1-2 清水