【ボクシング】WBO世界ライトフライ級王者岩田翔吉「矢吹選手とやりたい」4団体統一にも意欲
プロボクシングWBO世界ライトフライ級王者岩田翔吉(28=帝拳)が、IBF世界同級王者・矢吹正道(32=LUSH緑)との統一戦実現を希望した。19日、都内のWOWOWスタジオでエキサイトマッチSPの収録にゲスト参加。10月にハイロ・ノリエガ(スペイン)との同級王座決定戦で3回TKO勝利を挙げた一戦を振り返った。 ノリエガ戦勝利後のリング上で矢吹との統一戦を呼びかけていた岩田は、所属ジムの本田明彦会長に自身の意向を伝えているとし「会長が決めてくれることです。会長からは『分かったよ』と。1年ぐらい前に『矢吹と対戦するとなったらやるか?』とも言われたことがあって。ぜひやらせてくださいと伝えていた」と現状を明かした。 矢吹から「世界が認めてくれないと統一戦の意味がない」と発言があったことに対しても言及。岩田は「でもファンはみたいでしょう。ファンがみたいなら価値はあると。もちろん防衛を重ねた後にというのも統一戦の価値があるが、長くライトフライ級で(矢吹が)やれるのですかと。やれないなら早くやった方がファンが喜ぶのではないかと僕は思う」と持論を交えて言葉に力を込めた。 次戦は来春が予定されている。10月下旬からジムワークを再開しており、年明けから本格的なスパーリングを開始する見通し。岩田は「ライトフライ級で1番強いことを証明できたら階級を上げていきたい。4団体統一を目指す? はい」とキッパリと言い切っていた。 なお岩田ゲスト参加のエキサイトマッチSP30日午後9時からWOWOWライブで放送されうR。