北村晴男&本村健太郎弁護士が教えるタチの悪い弁護士の見極め方
メディアなどでも活躍する北村晴男弁護士と本村健太郎弁護士が19日、フジテレビ系「ぽかぽか」で、いい弁護士と悪い弁護士の見極め方を教えた。 一般の人には分かりにくい弁護士費用について、ハライチの澤部佑が、いわゆる最初に弁護士に相談する30分5000円から1万円程度の相談料について「相談料ばっかりで稼ぐやつは?」などと質問。これに北村弁護士は「それでは事務所が維持できない」と、それはないとした。 だが、弁護士費用には相談料の他、最初に訴えるときに支払われる着手金と、裁判で勝利した際に支払われる成功報酬の2段階に分かれるといい「着手金でいっぱい稼ぐやり方はある。それはお勧めできない」(本村弁護士)と説明。 裁判をしても勝てないと分かっている案件に対し「ぼくは最初に、裁判をやっても無理ですとはっきり教えるが、弁護士さんによっては、やりましょうと言って着手金をドンともらってしまう人もいるから、一応気を付けて下さい」と本村弁護士は呼びかけ。 北村弁護士も「タチの悪い弁護士はいます」「絶対に勝てないのに、ある程度勝てそうなことを言って、着手金、高い金額をもらってロクに仕事もしない。そういう者がまれにいますので、よくよく気を付けて」と本村弁護士に同意した。 そんな弁護士を避けるためにはどうしたらよいのか?本村弁護士は「できれば複数の弁護士さんに相談して。何億円請求したいと相談しても無理です、せいぜい何百万円と(自分は)はっきり言うが、やりましょうと着手金だけもらって、ダメでしたっていうのも結構ある」と呼びかけ。北村弁護士も「必要なリスクを説明する弁護士と、リスクを説明しない弁護士に別れる。そこで一つ判断できますね」と話していた。