EU、ヨルダン川西岸情勢を懸念 「パレスチナ人攻撃」
【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸でのユダヤ人入植者によるパレスチナ人に対する攻撃に懸念を表明した。欧州対外活動庁が10月31日、発表した。 ボレル氏は30~31日、サウジアラビアのファイサル外相やヨルダンのサファディ外相、エジプトのシュクリ外相らと相次いで電話会談した。ガザ情勢を巡り、イスラエル軍とイスラム組織ハマスに戦闘の「一時中断」を求めるEUの立場を説明。その際にヨルダン川西岸情勢にも言及した。