【宮島ボート・GⅠ宮島チャンピオンカップ】準優10R3号艇・馬場貴也「展開突く足はある」
宮島ボートの開設70周年記念「GⅠ宮島チャンピオンカップ」は13日、第10~12Rで準優勝戦が争われる。 ◇ この勢いで第二関門も突破する。馬場貴也(40、滋賀)は絶好枠で挑んだ予選ラストの昨12Rでコンマ16の6番手スタートとなったが、高速ターンで先マイし完勝した。 「今日(4日目)が一番よかったです。出口で押している感じがあるし、しっかり動いてくれています」 2連対率44・2%(前検時)の62号機を自分好みに仕上げて、しっかりと手応えを感じ取っている。 今年は1月に地元びわこの正月開催で幸先よく優勝したが、特別戦のタイトルは手にできず〝らしさ〟を欠く期間が続いていた。だが、5月のSGオールスター(多摩川)で準Vを飾ると続く住之江・太閤賞でVと下半期へ向けて完全に勢いづいている。4年連続のグランプリ出場は濃厚だが、トライアル2ndからの出場を確定させるためにも賞金加算は必須だ。 「展開を突く足はあるし、チャンスはありそう。この足を崩さずに、しっかりと調整をしてスタートに集中します」 準優10Rは3号艇。一昨年4月の68周年では優勝戦1号艇から3着に敗れており、その悔しさを晴らすためにもファイナルの切符をつかみ取る。(西脇和哉)