豊橋市・長坂尚登市長 新アリーナ計画の中止を市議会で表明 計画継続求め署名活動の動きも
メ~テレ(名古屋テレビ)
愛知県豊橋市の長坂尚登市長が就任後初となる市議会に出席し、新アリーナ計画を中止する方針を表明しました。 「市長として第一に始める取り組みとしては、新アリーナ計画の中止であり、早期の契約解除に向け手続きを進めてまいります」(愛知・豊橋市 長坂尚登市長) 新アリーナ計画中止を訴えて初当選した長坂市長は2日、初めて出席した市議会定例会の冒頭で、改めて、計画中止の方針を示しました。すでに、事業者に対し11月21日付けで契約解除を申し入れています。 一方、計画中止の意向に困惑しているのは、地元に拠点をおくプロバスケットボールチーム「三遠ネオフェニックス」です。 建設が中止された場合、ネオフェニックスは2026年にスタートするトップリーグ「Bリーグプレミア」のライセンスが取り消される可能性があります。 11月30日、試合会場では市民の有志が建設事業の継続を求める署名活動を行いました。 「ブースター(ファン)として、一市民として、豊橋の発展を願っているので、街中が元気になってほしいという気持ちで署名した」(署名した人) 「豊橋にしっかりとした防災拠点を作ろうという話に地元が賛同した結果、豊橋公園の東側が最善ではないかと考えていた。非常にアリーナ建設については時間が迫っているので、スピード感をもってアリーナを作っていただきたいと活動している」(とよはし新アリーナを求める会 川西裕康 共同代表) 集まった署名は3日午後、豊橋市議会に請願書として提出される予定です。