北乃きい、「嘘解きレトリック」で11年ぶり月9出演 朝ドラ怪演話題の片岡凜が初の月9
朝ドラ「虎に翼」の一人二役も話題を呼んだ片岡を演じるのは、「人形屋敷」と言われる綾尾家の一人娘で、人形のような見た目の綾尾品子(あやお・しなこ)。綾尾家は生まれつき体の弱かった品子のために、両親が娘の成長に合わせて作った等身大の人形を娘と同様に育てるという変わった風習があり、品子自身も人形のようなその見た目から、「人形屋敷」と呼ばれていた。両親は海難事故で亡くなり、屋敷には品子と女中のみ。妙なうわさもつきまとうこの屋敷で、女中の柴田イネ(しばた・いね/松浦りょう)が亡くなる事件が発生。イネは当時、品子が食事をする「人形部屋」と呼ばれる部屋をのぞくと、何者かの死体を発見。しかし、死体だと思われていたのは人形で、その後イネが岩場に落ちて不審な死を遂げる。片岡はこれまで「いちばんすきな花」(2023年)、「ギークス~警察署の変人たち~」(2024)などのフジテレビドラマに出演しているが、月9枠への出演は初となる。
佐戸井は不審な死を遂げたイネの遠縁にあたりイネに「人形屋敷」での仕事を紹介した柴田を、正名はこの事件を捜査する刑事の寺山清一を、加藤は人形を抱えたまま死んでいるイネを発見し、発見当時「人形のような人影を見た」と証言する久保を演じる。(石川友里恵)