「変えるべきは憲法じゃない。自民党政治だ」 社民・福島瑞穂党首が岸田政権を批判「次期衆院選はチャンス」 県内で演説
社民党の福島瑞穂党首が22日、鹿児島県鹿屋市で演説した。集団的自衛権の行使容認などに続く自民党の憲法改正の動きを「戦争する国へ大きくかじを切っている」と批判。「次期衆院選はチャンス。変えるべきは自民党政治だ」と訴えた。 【写真】演説で社民党支持を訴える福島瑞穂党首=22日、鹿屋市のリナシティかのや
岸田政権が2027年度まで5年間の防衛費総額を約43兆円と決めたことについて「軍拡が進み、社会保障は切り捨てられる」と指摘。自民の総裁選に触れ、「裏金や旧統一教会の問題にほとんどメスを入れられていない」と切り捨てた。 福島党首は衆院選鹿児島4区の公認候補予定者、山内光典氏(73)の応援のため、20日に来鹿した。22日までに西之表市や霧島市などでも演説した。
南日本新聞 | 鹿児島
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